by fabulous-weeds
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コスメだけでなくファッションについても思うところ多々であるので、それについても由無しごとを記していきたいと思う。一本道ノボルは三十路を迎えてしまったのだけれど、それを機に2008年を「クラシック元年」と捉えようと決意した。少しばかりそんなマニフェストにお付き合いいただければ。
正直、周囲の同世代の人間がどのような趣味嗜好性を有しているのか、僕にはもう見当もつかない。なぜなら交流が絶えてしまった人ばかりだから。かつて高校や大学と学び舎を共にした彼ら彼女らが元気でやっているのならそれでいい。色々しんどいことも多いに決まっているけれど、だからといって家庭をもっている人にこちらからコミットメントをすることはない。時おり風の噂でこちらに入ってくるくらいの近況がちょうどいい。地元でその人たちの母親に遭遇しても、マダムの心に不快感を抱かせない爽やかな笑顔を浮かべ、好青年を演じ切るくらいの器量を身につけてしまった。 好青年の仮面は非常に容易い。そもそも私が近年もっとも似ていると言われた人物は、イラクで人質になり斬首の目に遭った悲劇の青年であり、だからまあ、ああいうタイプの好青年具合を瞬時に出すことができるってわけだ。 後生大事に地元のツレなるものとの関係性を続けていくことには一切の興味を示さない。互いにナイフを喉元につきつけ合っているような緊張感を保てない間柄なら、とどのつまり刺激を与えあえないようになってしまえば、その後に残る微温湯のような虚脱感はただ孤独を増幅させるだけのアンプ装置でしかない。虚しくなるとわかっていてそんなものにせっせこシールド繋ぐほど、僕は無類のマゾヒストではないしお人良しでもない。こちらとしては連絡を取り合わないとわかっている人たちの携帯メモリを残しておいても仕方ないわけで、一件消し、そしてまた一件消していく。いまさら携帯の登録件数を準拠枠とするほど子供じゃないし、電子機器上のデータ程度で彼ら/彼女たちと共有した記憶(メモリー)が消えてしまうほど僕の海馬は脆弱ではない。昔はもっと徹底していてコロコロ携帯番号を変えていたくらいだ。そんな僕の携帯メモリ数は、2008年1月25日現在で男性:16名/女性:7名(家族やショップ等を除く)。男性グループに至っては高校時代の友人は一人もいない(女性では一人だけ)。女性グループに属す7人は、僕が心の底から幸せになって欲しいと願っている、男女間の友情も異性としての愛情も親族的愛も超越した存在の人たちだ。
by fabulous-weeds
| 2008-02-01 06:06
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