by fabulous-weeds
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24日~26日に渡って東京ビッグサイトで開催された「ビオファ・ジャパン オーガニックEXPO2008」。その最終日にひょっこり取材とかこつけて行ってきた一本道ノボル。
ビオファについては公式サイトをご覧いただきたいと思いますが、要は有機・ナチュラル製品専門のトレードフェア。食品、化粧品、日用品、雑貨、肥料などなどたくさんのオーガニックアイテムを出品した各企業のブースがひしめいていました。一つの巨大な展示場スペースの中で、ナチュラルEXPOというのも同時開催。こちらは主に日本企業を中心とした食品類の出展。 会場内で飛び交う言語は英語が半分、日本語半分という感じでしょうか。とにかく外国からの出展が多いんだなという印象。各日行われているプレゼンテーションやセミナーにはあいにく参加できなかったのですが、プログラムを見る限り非常に面白そうなものがたくさんありましたね。 会場内を歩いているだけで、試食や試飲を勧められたり。とりわけワインやビールのブースは人だかりが出来ていましたが、アルコールを飲めば即座に死に近づく僕はその手のものには一切目もくれず。有機肥料を食べさせて育てた肉などの試食ももちろんノールック。チーズはじめ乳製品も。無農薬玄米やハチミツだけ少しいただきました。 個人的に楽しみにしていたのは、やはり化粧品部門。だだっぴろい会場の隅っこのほうにコスメテスティングコーナーはあるんだけれど、なんだか閑散としていて誰も試したりしていなかったのが苦笑を誘いましたが。 テーブルの上に各ブランドの商品が単に置いてあるだけなので、ちょっとそこは不親切であったかも。 それよりも各ブースでテスティングする人が多く、参加しているハウシュカ、ロゴナ、ラヴェーラ(ラヴェリー)、ニールズヤードにタウトロッフェンなどなど、もはやお馴染みのオーガニックブランドが出展。他にも、ジョン・マスターやエルヴァビーバを擁するスタイラ・ジャパンやプリマベラのヴィーゼ。日本からはナチュラピュリファイ研究所や、このたび生まれたばかりの「Do Organic」という新興ブランドも顔を揃えております。なにせ、多くのブースではサンプルが山ほど貰えますし、加えて何か買ったらたくさんオマケを付けてくれます。それがこういう見本市の醍醐味。そして、期限が近いものなどはセールとして売られています。スタイラは、今回がビオファ初出展となるようですが、小田急に誕生した店舗イメージをそのまま持ち込んで、かつ全商品を30%オフで販売するという力の入れ様でした。ここぞとばかりにジョン・マスターのコンディショナーなどを買い込む一本道。あとはプリマベラの乳液がなぜか半額で叩き売られていたので何も考えずに購入。ハーブティーをどっさりオマケにいただきました。 これ以降は気になった日本未入荷の化粧品類をピックアップ。どのブースにも「代理店募集」と書かれた紙が貼られており、あいにく個人に向けた販売はされていなかったけれど、熱心に商談が交わされていたので、日本に入っていくのも時間の問題かなと。 まず、スキンケア製品の中から、試してみてかなり良かったのはギリシアのクレタ島発のブランド「BIOSELECT」。ギリシアのオリーブオイルをふんだんに使っている模様で、中でもクレタの一部地域だけに生えているDictamoという植物から抽出したエキスとオリーブオイルやライスのプロテインから作られたフェイスセラムは逸品だと感じたかな(剛毛胸毛のギリシア人の方の眼光が鋭く、なかなか試せなかったけれど)。かの国のコスメといえばコレスくらいしか知られていなかっただけに、かなり注目してみたい。 他にはブラジルもの。日本にも入ってきている「iKOVE」が年内に「アサイー&チョコレート」のフェイスラインを展開(現在は日本の薬事法の承認待ちらしいです)するのに先駆けてサンプルが置いてあったのだけれど、その隣に「SURYA」という聞いたこともないブランドが大々的に。適当なポルトガル語でブースにいた綺麗なブラジル人女性に話しかけてみたら、業者と勘違いされて迷惑なことになりそうだったので逃げ出す。 もう一つは、これは化粧品ではなく洗剤や柔軟剤、食器用洗剤を中心としたブランドなのだけれど、カナダの「Attitude」というもの。これは年内の発売が決まっているそうなのだけれど、とにかくパッケージデザインが秀逸の極み。カナダという国は、そこまでデザインオリエンティッドなイメージはなかったのだけれど、容器デザインや手に持った感覚も優れていて非常に目から鱗。日本や米国にありがちな従来の洗剤系の無駄にパステル多用した野暮ったさとは一線を画しているうえに、かつ成分もオーガニックときた。なかでもハンドソープの丸っこくて人懐っこいボトルには一目ぼれしてしまったくらい。四種類ある香りも非常に良かったし、値段は未定ながらおそらく1000円とのことで、これは間違いなく「買い」に走ると思われます。いや、本当にこのハンドソープ可愛いんだよなあ。 他にも、オーストラリアはメルボルンの男性用コスメ「EYRE」などがありましたが割愛。 一本道ノボルは、雑誌「Ecocolo」のブースで9月30日発売予定のまるまる一冊オーガニックコスメの別冊「Green Beauty」を購入。これがなかなか面白い。こういうの欲しかったんだよなあとずっと思っていたわけだし(クレヨンハウスからは出ているけれど、ブランドが限られていた)、実際に似たような企画を某誌にプレゼンしようかなと練っていただけに悔しさもいっぱい。「僕ならこうしたなあ。ここを膨らませたなあ」などと出てくるアイディアをまとめながら、その隣では「WWD BEAUTY」ブースがあって、バックナンバーをタダで配布していたので頂戴したり。 そうすると終了の時刻が近付いてくると、会場内は投げ売りモードに早変わり。タイの名も知らぬコスメブランドの石鹸が、2500円→1000円になっていたので購入(通訳の人が「1000円ダソウデスヨ」と言ってきたのだ)。オーストラリアブースでは、タスマニアのオーガニック・ハチミツ「レザーウッド・ハニー」(500g)が相当安くなっていたので英世一枚で購入。SHIGETAのメソッドを実行していると、甘味はドライフルーツかハチミツからしか採ることが出来ないので、自然と美味しいハチミツを求めて彷徨ってしまうことになる。ハチミツほど千差万別なものはないものね。これはタスマニア島の世界自然遺産の森にのみ生育する『レザーウッド』 の花から採れる蜂蜜らしく、「幻のハチミツ」と呼ばれているとかなんとか。 そんなこんなで、めいっぱいビオファを満喫した一本道ノボルなのでした。買った買ったー。 #
by fabulous-weeds
| 2008-09-29 17:24
| Fantastic Cosmetic
遅ればせながら、新宿伊勢丹店の「ビューティー・アポセカリー」に行った際のエピソードの続きを記そう。
「SHIGETA」のコーナーは、インナーケアのコーナーにあり、"飲むアロマ"こと「ビィオセンシェール」のお隣にある。新宿店限定の「3 Weeks ピューリファイキット」があれば欲しいなと思っていたのと、久しぶりの挨拶がてらに立ち寄った一本道ノボル。これまでSHIGETAでは、もっぱらフェイスケアを中心としたアイテムばかり購入している僕であったが、今回のキットを契機としていよいよ身体の内側を中心としたケアに足を踏み入れようと決意した次第。 キットの内訳はこんな感じ。 ■ジュニパー(フローラルウォーター 6090円 ■ピュア&スリム(ブレンドエッセンシャル・オイル) 6300円 ■ベーシック・センス(マッサージ・オイル) 2310円 ■夏野菜を中心としたフードメニューのレシピ これらがセットになって、お値段は12600円。つまり、ベーシック・センスのオイルが一本タダでついてくるというようなものだ。僕は全く料理が得意でないので、このレシピは猫に小判か豚に真珠のようなものだけれど、この三点さえあれば気軽にデトックスが始められるのである。 「いやあ、7階とは打って変わって広々として気持ちい良いですねえ。先月までは、正直、入りづらかったですもん。狭いスペースの中に女性がひしめいていて、そこに男が一人ですから。さながら、女性専用車両に間違って入ってしまった男みたいな雰囲気でしたね。かといって、入り口で躊躇してたら、"女子高の門の前で彼女を待ってる男"みたいな感じで。どっちに転んでも気まずいのなんの。鬼門でしたね、男にとってはあの場所は。」 と、ベラベラと余計なことばかり喋っていた一本道ノボルの口を塞ぐのに最も有効なフレーズがコーチの方から放たれた。 「さっきまでここにチコさんがいたんですよー! 本当についさっきまで。」 「なんと、マジですか!?」 びっくり仰天である。SHIGETAの創始者であるチコ・シゲタさんがこの場所にいたとは・・・。そういえば、八ヶ岳でデトックスセミナーが行われているからパリから帰国しているんだったか。僕がいま最も会ってみたい人の一人だっただけに、このタッチの差のごときすれ違いに苦笑する。 「いやー、会ってお礼をいいたかったですねえ。今の僕があるのはチコさんのおかげみたいなところがあるので」 「背はとても小さい方なんですけどねー、とにかくバイタリティーに溢れてますよ。お母さんのほうがもっと元気なんですけどね(笑」 と、以下、SHIGETAに出会ってそのバイタリー・コーチングのメソッドに感銘を受けたことで何もかも変わったことを告げるのだけれど、その間の15分くらいの雑談は割愛。こんなにも自分に向いているライフスタイルがあったとは、ということ。頭なの中はいつでもクリアに、自分の軸は決してブレることなく、ひたすらにストイックに生きることが生き甲斐でもあるゆえに、僕のために作り出されたメソッドなのかなと勘違いしてしまうくらい。 SHIGETAの製品の力を借りて、彼女の提唱するメソッドを取り入れて、そしてそれを何の苦もなく受け入れて継続し続けることで、一本道ノボルは新・一本道ノボルに生まれ変わったわけである。今年の年頭に66kgだった体重は54.5kgに。17%だった体脂肪は8%に。179.5cmだった身長は180cmに。血液はサラサラに。最近、検査入院してみたら非の打ち所のない健康体のお墨付きを得た。10代の時の血液検査では、あまりの血糖値の高さから、医者からイエローカードを付きつけられたのに。 「君、このままだと間違いなく糖尿病患者の仲間入りだよ。しかも、そう遠くない未来に」 いまの私は、最近の加瀬亮を見て、「うわっ、ふとっ!」と思ってしまうくらいの異常者に成り下がってしまった(某誌で二重顎になっているカットを見たときは愕然としたね)。グーグーだからって、ご飯食いすぎては駄目だよ、加瀬君(上から目線)。 というわけで、チコさんに会ってお礼くらい言いたかったのだけれど、それはまあセミナーにでも参加したときの楽しみにとっておこうかなと思った矢先。 「あー、チコさん!」 という声が。振り返ってみると、確かに小さな女性が前方からやってきた。リブのタンクトップにA-Pocのプリーツパンツを合わせ、ファリエロ・サルッティのパープルのストールを巻き、キャスのトートを肩にかけた小さな女性が。上手く言葉にはできないけれど、確かにオーラのようなものが見える。それは圧倒される類のものではなく、周囲を巻き込んでその場一帯を明るく照らすようなもの。 コーチの方は開口一番チコさんに対してこう言ったのだ。 「こちらのお客さま、SHIGETAを愛用してくださってるんですよー。」 チコさんはまさに破顔一笑され、「ほんとですか!!」 「それで、チコさんのファンなんだそうですよー」 それを聞いて照れながらも、もう一度、「ほんとですか!!」 僕はというと、予期せぬ突然の展開に硬直していた。相手が誰であろうと滑らかに動かなかった試しのないこの舌が、人見知りなど皆無、書き言葉の饒舌さと話し言葉のそれが奇妙なまでの一致を見せる、「文は人なり」を地で行くこの僕が、緊張のあまりに思考停止に陥ってしまったのである。 まさしく、これは事件であると断定してよいだろう。うまく言葉が出てこない。緊張はいや増す。 「こちらこそ、ありがとうございます。チコさんには、ずっとお会いしたかったので、まさに光栄です」 などと、たどたどしく言葉を紡ぐのがやっと。 チコさんは、まるで少女のようにはにかみながらも目を輝かせて僕の話の続きを待っている。自分の目の前にいる人は、まさしくSHIGETAの象徴そのものであることが一挙手一投足から伝わってくる。ヴァイタリー・コーチングのメソッドを提唱する彼女は、本当にヴァイタリティに満ち溢れているのだ。 どうにかこうにか、SHIGETAとの出会いからそれがいかに自分と合っていたのかを説明する。自分がヴェジタリアンであることなども。 「じゃあ、マキアの別冊も?」と、訊かれたので、「もちろんです。僕には、バイブルのようなものですから(とはいえあそこに掲載されているフード・レシピは試してないけど)」と答える。 「来年1月25日に、マキアからSHIGETAのムックが発売になるんで、良かったらそれもお願いしますねー♪」 「そうなんですか!? 凄いですね!」 と返したものの、僕みたいな一般人にそのような極秘事項をリークしちゃっていいのだろうかと一瞬焦ってしまう。しかし、先の話とはいえそれは間違いなく売れるだろうな。現在発売中のIKKOさんの「キレイの魔法」の中でも、SHIGETAのマッサージオイルは紹介されているくらいだし(「でもまだ問い合わせの電話は一件もかかってきてないですけどね笑」とコーチの方は笑っていたが)。 と、ここで僕のカウンセリングシートに目を留めたチコさん。唐突に彼女自身によるカウンセリングが始まった。これまた予想だにしなかった展開。「チコさん直々というのはなかなかないですよー」と外野から冷やかされる。や、そりゃそうでしょう、セミナーに申し込まないとこういう機会は訪れないだろうし。 シートに書いてあるチェック項目は、日常に起こる心身の悩み全般についてなのだけれど、僕がマークしたところを読んで、 「あー、こういう症状に悩まれているということは、肝機能がダメージを受けているんですね。とくに肝臓のなかの解毒能力が弱まっているのかもしれませんね」 うーん、確かに僕の肝臓はアルコール分解酵素が人より少ないのだけれど、解毒についても問題があったのか。昔から多量の油を使った料理や中華料理が食べられないのもそこに原因があったということか。 「物凄い痩せてらっしゃいますので、ダイエットという意味ではなく、肝機能を正常にして毒素をしっかり排出させるという点で、ピュア&スリムとジュニパーを使ってみられるのがいいと思いますよ」 「ありがとうございます! ちょうど、こちらのデトックスセットを買おうと思って今日は来たんですよー(笑」 「こちらこそありがとうございます! SHIGETAの製品は女性だけじゃなく男性が使っても本当に効果があるので、ぜひ試してみてくださいね」 「さあさあ、チコさん、せっかくですからこちらにサインを。」と、コーチの方がカタログとサインペンを持って割って入っていくる。サインまでとは、至れり尽くせりであるなと苦笑してしまう。 チコさんは、SHIGETAのカタログを開いてすぐにある自分の写真のところに思い切り照れながらもサインとメッセージを書いてくれる。そこには「楽しいが一番!」とある。 「僕、めちゃくちゃ楽しんでやってますよ! むしろ楽しくって仕方がないって感じですから~」と、チコさんに伝えるとぎゅっと力いっぱい握手してくれる。「嬉しいです~」と言いながら。 もちろん、中にはSHIGETAの提唱するメソッドを苦痛に感じる人がいるのも事実だろう。単なる菜食とは違う、火を通さないローフード野菜を採り、乳製品も禁止だし、一日あたり1.5リットルの水を飲むことを求められる(実際は乳製品に限り微妙であるけれど・・・)。女性よりも一日の必要な摂取カロリーガ多い男であれば、なおのことしんどいと思うかもしれない。でも、僕は楽しくて仕方がない。人生には何がしかの制約がないと、生きていてもつまらないよ。そんな風に断言してしまうんだ。あるいは、自らに課したルールこそが何よりも遵守すべきものだって(法律の次に)。それを守り通すことは、イコールで快楽である。他人にどう思われようと気にもならない。かといって他人に自分と同じことは求めない。 チコさんは、JR京都伊勢丹にオープンしたばかりの店舗に向かわなくちゃいけないということだった。時間にして15分くらいの束の間の邂逅であったけれど、内容は非常に濃いものとなった。 「チコさんと会えたことはまさに奇跡ですよー! この後すぐにでも宝くじ買いに行った方がいいと思いますよ(笑 幸運は膨らんでいくんです」 「ちなみに、男性でチコさんに会った人は、僕以外にいるんですか?」 「いないですね。一本道さんが初めてです!」 「そうなんですか!」 「その前に、この伊勢丹のSHIGETAコーナーにこられる男性のお客さんは、一本道さんとあともう一人の方しかいらっしゃいませんから」 「うわ、友達になりたいですね、その人と(笑」 「でも、最近はその方はお見えになってないですねえ。一本道さんが一番SHIGETAを使っている男の方だと思いますよ。」 「そうなんですか!? あ、でももう一人いるじゃないですか。稲垣吾郎氏が。」 「あ、そうですね(笑」 「あと、IKKOさん(笑」 そうだったのか・・・。SHIGETAを愛用する一般人男性は、僕ともう一人だけというのは、逆に言えばとてつもないプレッシャーである。自分の日々のメンテナンスをしっかりしていないと、使用しているSHIGETA製品の効果に説得力が生まれないということになるからだ。 「あの人はSHIGETAを使っているから、若々しさを保てているらしいよ」 「へー、SHIGETAって良さそうじゃん。私も使ってみようかな」 という展開に持っていかなくてはいけない。そのためには現状維持にとどまることなく、攻め続けなくてはならない。SHIGETAの発展は、もしかしたら僕の双肩にもほんのちょっとかかっていると言えるのかもしれないな。 しかし、会いたいと思っていた人に会えるという僥倖が何度も身に起こったわけではないけれど、強く願えば叶うものなのだ。それについては、今月の「EYESCREAM」誌で高橋盾とNIGOの対談のなかでも語られていた。「(俺たちは)会いたい人には必ず会えたよね。運も才能のうちですよ」と。つまり、それを僕の言葉で言い換えるなら、「自らの人生を左右するような人物との出会いは向こうからやってくるのだ」ということ。裏工作を画策したり深謀遠慮を張り巡らせたり権謀術数の限りを尽くしたりして、その人との出会いの場を用意するたぐいのものではない。肩肘張らずにのんびりやってりゃ、会いたい人には勝手に出会うようになっているのだ。 あれ、なんか米米クラブの「浪漫飛行」の歌詞みたいなオチになっちゃったぞ!? #
by fabulous-weeds
| 2008-09-16 23:59
| Fantastic Cosmetic
9月3日より、新宿伊勢丹本館が少しだけリニューアル。地下二階にあったナチュラルコスメゾーンのBPQCは、その名を「ビューティー・アポセカリー」と改め二階に移動。その中には「ジュース・ビューティー」や「マリン&ゴッツ」など初上陸となる新顔ブランドもちらほらと。一階には再上陸の「ナチュラビセ」に「ドクター・ブラント」や「ミュラド」などを揃え、アンチエイジングとドクターズコスメに特化したゾーンも開設。
そしてなによりも、それを記念し各ブランドからコフレやキットの数々が大挙発売ということで、目の色変えてる女子の皆さまも多いと思います。というか、変えないない女子はいないでしょう。だって、男の僕ですらめちゃくちゃワクワクしているんですからね。かくいう一本道ノボルも、秋物の洋服に費やす予算を緊縮してこちらに全てを注ぎ込む計画で、乙女戦線に野郎一人で殴り込みをかけるのです。なにせ「伊勢丹限定セット」と「ビューティー・アポセカリー・スターターセット」の二種類が存在するのですよ。その数たるや、全部フォローしていたら一体どうなることやらなので、伊勢丹の通販サイトと睨めっこしながら、どのブランドのものを買うべきか、はたまた買わざるべきか頭を悩ませているのですね。 そんなこんなで、行ってまいりましたので少しだけ報告を。まずは、新しく開設された一階のドクターズ・コスメエリアを攻めることに。「ナチュラビセ」「ドクター・ブラント」「ミュラド」「リヴィーブ」などが新顔であるけれど、設けられたスペースが狭い! 人が密集している中、男が単身乗り込んで長居しているだけで申し訳なくなるので、「ブラント」でレーザータイトのキットを買って外へ。「ナチュラビセ」をじっくり見たかったのだけれど、それはまたの機会に。 二階に上がって、本日のメインである「ビューティー・アポセカリー」に。隣にメンズ館があるのに全く興味がない男、それが私一本道ノボル。一人で伊勢丹にきてメンズ館にしかいかない男は、普通の人。伊勢丹にきてメンズ館には見向きもしない男は、ただの変人。 感想は、「無駄に広い」。 なにこれ、それまでの7階特設会場のすし詰め状態の対比が驚くぐらいだ。あの狭さと閉塞感から解放されすぎだろうて。 ディスプレイでは、ブランドとブランドの区切りがそこまで明快ではないのが玉に瑕かもしれないけれど、陳列に関しては地下二階時代よりも見やすくなっていると思う。ただ、僕が行った時間帯はBAさんが揃っていなかったのか不在だったのか、とりわけ新上陸ブランドのところに人がおらず、勝手にサンプルなどを試していたのであった。「ジュース・ビューティー」とか「マリン&ゴッツ」とか。この二つの新顔を比較して、今回は「ジュース・ビューティー」のオイルフリー・モイスチュアライザーを購入。こちらにした理由は一つ。「マリン~」の方は、どれだけパッケージデザインが素晴らしくても(そしてコスメの効果が高くても)、それを包むボトルの手触りや形状が「シーブリーズ」と全く同じだから。なんか、高い金を払って使ってても全く楽しくない感じがしたので。この容器だとさ。かように、視覚効果以上に触感効果って大事ですよね。そういう意味では、フィリップ・スタルクがパッケージデザインやロゴデザインを担当した「オーガニック・エレメンツ」は、製品の効果はあんまり高くないけれど、つい手にとって使ってしまっていたものね。 既存のブランドのキットなどを眺め、これといって引っかかるものがなかったので(イヴロムのクレンザーのビッグボトルが出ているのが気になった。今使っているイヴロムが尽きたら欲しいかも。2万5千円だけど)、再上陸を果たす「キールズ」のカウンターへ。正式なオープンは11月だけれど、それまでの二ヶ月間はこのカウンターで製品の説明を受けてサンプルを貰ってから実際に使用するというキャンペーン期間である。これは本国でのブランドポリシーにまつわるものなのだけれど、ローンチにも最高だろう。なにより、気前が良い。一回だけではなく何回行っても貰えるようだ。そして、入っている量もケチケチしたものではなくたっぷりなので、それだけで数回は使える。個人的にメンズ製品は使うつもりもないので、「いらない」と事前に申告したにも関わらず、化粧水以外の全てのラインを無理やり押し付けられてしまった。あんまりスキンケアにお金をかけたくないという人は、一度訪れてみてサンプルをもらってみてはいかがだろう。 そして、締めくくりにいつものようにSHIGETAのカウンターを訪れる。7階に追いやられていた時は、その狭さと女子しかいない密集度から、まるで「女性専用車両に間違えて入ってしまった人」みたいな目で客から見られてしまったのが苦痛(であり快感)で、一度しか顔を出せなかったので久しぶりにじっくりゆっくり堪能できる。3週間のデトックスキットも気になっていたしね。そして、ここでちょっとした事件が起こったのだけれど、この日記も長くなったのでそれは次回に。 あ、関西においても、京都伊勢丹にSHIGETAがオープンしたので、関西の女子は急いで!! #
by fabulous-weeds
| 2008-09-06 21:51
| Fantastic Cosmetic
「オンワードホールディングス(旧オンワード樫山)がジル・サンダーを264億円で買収」というニュースを受けて、ジルの秋冬のパンツを買ったばかりの僕はがっくりと肩を落としましたよ。売却の噂はずっとあったのだけれど、よもや日本企業に売り渡されることになるとはね。青天の霹靂と言っても過言ではないかもしれない。
オンワードが、自分のところのお金じゃ足りなくってあちこちから工面して作った大金を回収するために、それこそ骨の髄まで「ジル・サンダー」というブランドをしゃぶり尽くすであろうことは予測されますが、既定路線であるその最たる手は「セカンドラインの設立」になるでしょうか。2ちゃんのジルスレでは「JS JIL SANDER」とかネタが飛び交ってますが、心配なのが一つあって。それは、現クリエイティブ・ディレクターのラフ・シモンズは「セカンドライン」や「ディフュージョン」という単語が大嫌いなんだそうな。 ラフにはシグネチャーライン「RAF SIMONS」の他に、「RAF BY RAF SIMONS」というラインがあるのだけれど、世間的はこちらを「セカンドライン」と見なしていることに対して、そりゃもう大変なご立腹なのだそうで。「シグネチャーでは表現できないカジュアルな要素を落とし込むためのライン」、それがラフを含むデザインチーム(RAF SIMONSはラフ以外にもデザイナーがいるのですね)の意思であると。それは決して一段劣るものではないと。それを裏付けるように、RAF BYの今期のコレクションは異様に力が入っているものね。工場も本家と同じになったらしいし。 ことほど左様に、そういったイメージにはデリケートなラフさん。今でこそ落ち着いて丸くなったものだけれど、10年前なんてそれはもう鋭利な刃物のようなアンファン・テリブルとして有名だったのですからね。そんな人物に対して、「あのー、(このままじゃ利益があがらないんで)セカンドライン作りたいんですけどいいすかね?」なんてオンワードが提案してみなさい。ちょっとしたバトルが勃発して遺恨になるのは火を見るより明らか。怒髪天をついたラフさんが、「じゃあ辞めてやるよ! 拝金野郎ども!」と逆ギレしてクリエイティブ・ディレクターを辞任することになるのはそう遠い未来の話ではないと思いますね。 この一年以内に急転直下の事態があるやもしれず。そうなってくると僕が欲しかったジル・サンダーのままなのかも怪しいわけで。ああ、この予言が当たりませんように。このままでは僕と相性の高い服がマルニだけになってしまう・・・。 最後に、ジル・サンダーという名前を巷間に認知させるためにオンワードがやってはいけないことを書いておきましょう。 「世界のナベアツさんの代名詞と言えば、いつもお召しになっているグレーのスーツですよね。こちらは、どこのブランドのものなんですか?」 「ジル・さぁんダー!!(のテーラー・メイド)」 「御幾らなんですか?」 「さんじゅうさん万円!」 (実際、この金額に近いくらいだ) お後がよろしいようで。 しかし、僕がこれまで買ってきたモードブランドは、次々に日本から撤退したり駄目になったりしているのが凄いジンクス過ぎて笑うしかないですね。ジャン・コロナやリーヴ・ヴァン・ゴープとかダーク・ビッケンバーグとかオズワルド・ボーテングとかミュウミュウのウォモとかマルティーヌ・シットボンとか。エリック・ベルジュールとか! #
by fabulous-weeds
| 2008-09-03 12:13
| Fashion(sacrifice)
現在、僕が愛用しているものは主にフェイス用に以下のシリーズを。
●ブレンド・エッセンシャルオイル 「パーフェクト・エッセンス Perfect Essence」 7350円 ●マッサージ・オイル 「プリンセス・ローズ Princess Rose」 3570円 ●フローラルウォーター 「ローズ Eau de Rose」 3360円 これらを一気に購入したわけではなくって、まずは比較的安価なマッサージオイルとフローラルウォーターから入り、やがてエッセンシャルオイルを揃えたというパターン。ちなみに、SHIGETAの製品はヨーロッパのオーガニック認定機関であるエコサートの認証を取得している。 フローラル・ウォーターは、ミネラルウォーターで希釈して飲むシリーズ。一日あたり1.5リットルの水を飲むことを推奨しているSHIGETAなので、水というものがどれだけ大切な役割を果たしているかということ。ローズ以外のジュニパーやカモミール、ミントなどは1000mlで販売しているのだけれど、ローズは100mlでこのお値段。ダマスクローズの上質な部分だけをピュアなまま蒸留させて造られているのでどうしても高くなるそう。ただ、使い勝手の良さやバリエーションの幅広さたるやだし、フローラルウォーターであっても精油同様の有効成分が含まれているらしいので納得である。 ・ミネラルウォーターで希釈して ・眼球のリフレッシュがてら目にさす(あるいはコットンに含ませてアイパックに) ・お風呂に入れて入浴剤に ・化粧水として ・フルーツサラダにふりかける という万能薬的な存在だ。実際、個人的な印象であるけれど、オーガニックコスメによくある「ローズウォーター」の化粧水となんら変わらない効果をもたらしてくれる上に、SHIGETAのものは口に入れても何一つ害がない。だから僕はもっぱらプレ化粧水として使用している。上品なローズの香りに包まれリラックスしてから、じっくりと化粧水によるケアを行うという二段使い。あとは市販の目薬と相性があまりよくないので、眼精疲労を取るくらいならこちらのローズウォーターを代用。それでも充分な効果があげられることもよくわかった。 僕が最初に購入した「プリンセス・ローズ」はマッサージ・オイルのシリーズ。数ある種類の中でもフェイス用に使うことができるものがこちらの製品。植物から精製されたオーガニックオイルのみをベースに、そこにエッセンシャルオイルがブレンドしてあるもの。配合されている成分は上記の公式サイトを見てほしいのだけれど、テクスチャーと触感は非常にサラサラしていて顔につけると直ぐに浸透。オイル特有のべたつく感じは一切ない。2~3プッシュでマッサージしているのだけれど、これを使用したマッサージとそうでない時の違いが目に見えてわかるようになった。肌荒れや炎症はすぐに抑えられ、表情にも明るさが出てくる。 これはもうエッセンシャルオイルを買わないといけないでしょうということで購入したのが、「パーフェクト・エッセンス」。正直、アロマの知識なんて全くない僕であってもそれを直接肌に塗ることに対しては「大丈夫なのか?」と思ってしまうわけで。実際、これを購入するときにはカウンターでコーチの人に注意を促された。 「パーフェクト・エッセンスを初めてお使いになる方は、肌の細胞がきちんと整えられていないためにしみる感じがあるかもしれませんので、数週かけて段階的に慣らしていってください。最初の週はこれを2滴ほどプリンセス・ローズに混ぜてマッサージしてください。その次の二週は5滴ほどに増やして。それ以降は、細胞が調整されていますので希釈せずにそのまま肌に付けてください」 そこはまあ言われた通りに。なにせ高い買い物ですから、あっという間になくなられるのも困るわけで(貧乏性)。しかし、すぐに効果があらわれてびっくり。顔についてはもちろん、くすみが取れて透明感が増しているのだけれど、驚いたのは首にできていて悩んでいた角質粒が綺麗さっぱりなくなっているということ。あの首のプツプツはどこへいったの?というくらいに、いつの間にか取れてしまっていた。なんと使い始めて一週目のことだ。そもそも、こういうのって皮膚科とかで手術してもらうもんなんじゃないの? オイルを塗るだけで取れてしまったよ。 そんなこんなで駆け足で説明してしまったのでレポートにもなっていないけれど、僕の中で「SHIGETAのオイル以前/以降」という区切りが出来てしまったのは事実だ。肉類は食べなくなっていたけれど、野菜でも火を通さないローフードを食べるようになったし、間食もSHIGETAのドライフルーツ(これがめちゃ上手いのだ)に切り替えた。いま、体の組織の全てが内側から切り替わりつつあることを実感している。本当は、チコさんのカウンセリングも受けられるデトックス・セミナー(二泊三日)やバイタリー・コーチングのコーチ育成セミナー(二日間)に参加したいと希望してしまうのだけれど、どちらも参加費が五万円以上ときた・・・。まあ男で参加する人もまだいないだろうけど(BPQCのカウンターでも「男性の方で買いにこられる人はまだほとんどいらっしゃいませんよー」と言われたくらいだし)。 ではおさらいしてみよう。SHIGETAの製品を使った僕の身体に起こった現象について。 ・吹き出物がなくなる(ピュアローズの効果だろうね) ・くすみがなくなって肌に透明感が ・肌にハリが出てくる(夏場の決して状態が良いとはいえない時期にコレだ) ・角質粒が綺麗になくなる ・小顔になった、と言われる(マッサージ効果だね) ・目が大きくなった、と言われる(これも同様) ・体重が落ちた(毒素が排出され、明らかに体の内側の脂肪が落ちた実感アリ) ・姿勢がよくなった(極度の猫背だったけど解消されたことで身長がアップ!) ・ゲイビデオの男優にスカウトされる 最後に何かネタのように飛び道具が炸裂しているけれど、これが冗談ではない話なのが冗談が過ぎる。 渋谷HMVの前の道路を歩いていたら声をかけられたのであった。いや、まったく光栄な話ではないか(え?)。生まれて初めてのスカウトが三十路を過ぎてからなんて、ネタとして完璧すぎる。それをやってのけられる三十路がどれだけいるって話だ。まだ二十歳そこそこの若造がスカウトされたのとは違って、こちとらトウが立っているのだ。白髪が生えだしたのだ。抜け毛が気になるのだ。精力は尽きたのだ。これも立派なSHIGETA効果なのだ。これでいいのだ。 私もチコ・シゲタ先生の数多くの作品の一つです。 #
by fabulous-weeds
| 2008-08-27 00:15
| Fashion(sacrifice)
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