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by fabulous-weeds The Other Blog
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ここ数カ月の最重要課題だった、ランニングウェアで「Iライン」を形成するための最後の1ピースがようやくはまりました。12月に入って、ランニングがめっきりと寒くなったこの頃、可及的速やかに購入しなくてはならぬとリサーチ活動を本格化。つい昨日のことながら、それに出会ったのでした。
やはりレディースのランニングウェアを着る勇気はなく、何度も試着すべく商品に手が伸びるも一線を越えることはできなかった。SABONに向かったところ店内狭しと埋め尽くす女子たちの熱気に圧倒され、何の気なく近くにあるニューバランス青山店に入ったところ、見つけたのが画像の防風(ウインド・ブロッカー)ジャケット。 ![]() こちらはUSA企画となり、セレクトスポーツショップではオシュマンズ各店と、旗艦店では青山でのみ取り扱いとなるそう。ニューバランスUSA恐るべしなデザインコンシャス性と露草色一色というランニングウェアというジャンルでは大胆なカラーリング。デイリーウェアとしても使えそうなくらいだ。 そして、このシルエットの美しさときたらランニングウェアの範疇を越えてしまっている。購入したのはSサイズだけれど、アームホールが細すぎて、僕でも下に長袖を着ていたら袖を通せないくらいなのだ。よって、インナーは半袖までが限界。でも、裏起毛のフリースなのでそれでもあったかいから機能性も抜群。表の素材はポリウレタン17%で、イメージとしてはウェットスーツ的なものに近いかもしれない。だからといって窮屈なのかというと全然そんなことはなく、ストレッチが効いているから走るのに全く支障をきたさないのであった。 ![]() ディテールはまだまだ盛り込まれていて、立体裁断になっていたり、袖口が流線型だったり、裏地の縫い目はキャロル・クリスチャン・ポエルのジャケットみたいに全てテープ止めだったり、MP3プレイヤーが入れられるポケットがついている。日本製ランニングウェアにありがちな食い合わせの悪いコンビネーションカラーもなければ、いかにもな運動系デザインの過剰性もない。一切の無駄が省かれ、ナイロンのウインドブレーカーとは違って走行中に雑音も発したりはしない(あのシャリシャリだったりシャカシャカだったりは、正直ノイズ以外のなにものでもない)。 ![]() ランニングウェアとしては最高額の部類にはいるだろう「17850円」という値段ながらも、コストパフォーマンスとこのファッション性と機能性の高さを考えたら、当然GOサインだ。まあ、走ること第一の男性ランナーならまず買わないと思うけど、男だってオシャレをして走ることを楽しみたいというのがプリンシプルの僕は一目惚れだ。 実際、さっそくこれを着て25kmほど走ってきたけれど、痛快、爽快、愉快すぎて快哉を叫びたくなったもの。周りで走っている男性たちの絵にかいたようなランニングウェアとははっきり一線を画しているので。ランニングハイも相まって、陶酔と恍惚は頂点に。 このように、自分に酔えるので、アルコールなんて一滴も飲まなくてオッケーだ!!
一般参加でのエントリーは惜しくも落選してしまった東京マラソンなのだけれども、それをボヤいていたらば、某雑誌より「じゃあ、ウチでプレス参加取れるかどうかオファーしてみるから。それが通ればウチのコーナー企画として走ってよ」という申し出を受け、まだまだ首の皮一枚で繋がっているという状況。捨てる神あらば、なんとやらだけれども、これが仮に話がすんなり通ってしまうと、僕は完全顔出しでフルマラソンの醜態を全国(?)の人に晒すことになるのであった。まさにドMにはうってつけだ。
仮に決定した場合は、「一本道ノボルのスキニー・ランニング」という”東京マラソン2009への道”的な企画がこのブログにてスタートしますので、とりあえず予告がてら。今は村上春樹氏の「走ることについて語るときに僕が語ること」と水道橋博士の「筋肉バカの壁」を読み返しながら、自分が書く場合はこの二冊を足して割った感じにしたいなあと誇大妄想家の譫妄は広がっていくばかり。それにしても、前者の本をリリース直後に読んでいたのだけれど全く理解できてなかったに等しかった。僕自身が当時は真剣にランニングを行っていなかったからなのだけれど、再読してみて驚いた。こんなにも染み渡る言葉の数々があろうとは。個人的にはゼロ年代に出版された春樹本の中でも比肩するもののない金字塔となっている(が、走らない人にとってはスルー当然の珍本であるのもまた事実)。 さて、やってくるかはわからない本番当日に向けて、大切になるのは日々の積み重ね以上に、「一張羅」の存在である。ランニング・ウェアのね。個人的にはそのジャンルのなかで、今期のトレンドの一つでもある「Iライン」を形成してみたいなあと思っている。バーバリー・プローサム的な。 Iラインとはすなわち縦に長いシルエットということだね。ランニング・ウェアでIラインなんてもちろん聞いたこともないし、提唱しているのは僕くらいだろうけれど、そもそもこのジャンルでは細く長く見せるためのアイテムは揃っているのだ。それらを巧みに利用すれば新たなトレンドを仕掛けることはできないだろうか。そして、カラーパレットの展開を併用すれば色彩のもたらす利点ともども使うことができるわけだし。 視線ポイントを幾つかに分散させて、Iの字を形成させるように見せる。そのために必要なものは当然ながらタイトなシルエットであることは当然。まず、足首までのタイツは必須。こちらも、サイドにラインが入っているのが望ましい。なぜならその効果で足が長く見えるから。これは現在MIZUNOのネイビータイツ(サイドにターコイズのライン入り)を使用中。 それをレイヤードさせる。一枚で履く男性が多いが、それはもっこりしちゃって卑猥だと僕なんかは思う。かといって膝上程度のハーフパンツではゆったりした雰囲気が作られてしまうので、ここは丈の短い競技用ランニングパンツを選択するのが賢明。これで下半身はより細く長く見えること請け合い(タイツの締め付けによって足のラインが綺麗にでるからだ)。 ちなみに、NEW BALANCEの昨年のモデルを愛用中。ライトグレーにこれまたサイドにターコイズブルーのライン。タイツと合わせたのだ。 あとは、ネックウォーマーを用いることで首元を伸ばす効果がある。タートルネックみたいなもんかしら。ランニング用の帽子は厳禁。だってツバが台無しにしてしまうから。だから帽子はなくして、ヘアバンドを使うことで頭の頂点部の視線ポイントを作る。僕はそこにひと工夫して、無印良品の女子用イヤーマフを身につけることで、バンドとネックウォーマーの間にもポイントを持ってくることにしている。アウトドアブランドのイヤーマフもあるけれど、高いから回避。小物はできるだけチープに、がモットー。ネックウォーマーだけはユナイテッドアローズの新展開店舗SOUNDS GOODで購入。 ![]() さて、これで頭部、頸部、下半身はもれなく縦長のラインを作ることができた。問題は上半身。身体にフィットする長袖Tとかなら大丈夫なのだけれど、いかんせん冬場はそれでは寒すぎる。だからウインドブレーカーないしはジャージを着るわけだけれど、ここがネックなのである。どうしたって男性用品ではシルエットがタイトにならない! 例の如く野暮ったくなってしまう。マッチョからは程遠い体型だからどうあがいても無理なのだ。 そんなもの、レディースウェアを着ればとっとと解決するわけなんだけど、ちょっと待ってくれ。昨今のランニング女子の増加に伴う弊害として、レディースウェアはあまりにも女子向けを強調したデザインだったりカラーだったり、ディテールだったりする。男なんて入ってくんじゃねえよ!という世界観。アディダスのステラ・マッカートーニーラインやKAPPAのレディースには、シャーリング加工がしばしば施されているし、NIKEとかassicsはパープル系統にカラーバリエーションが統一されてしまっている。Pumaは論外として、NEW BALANCEは今年から始めたビューティーラインに力を注ぎすぎて、本家のレディースが手抜きになりすぎている。MIZUNOはまあ変わらずMIZUNOだ。とまあ、こんな状況なのだ。 レディースのウェアを見てると、女性のお客さんから変態を見るような眼で見られるしね。「領域侵犯よ!」って感じの視線がつらい。私の体型をみなされ、男のウェアじゃらちがあきそうにないのは少しくらい考えたらわかるでしょうに。 僕はただ、自分が似合うカラーパレット(ターコイズブルー、ネイビー、ライトグレー)に即したタイトなトップスが欲しいだけなのに・・・。そこに差し色でオレンジ加えたりとか、細かいことして楽しみたいだけなのに。 メーカーさんよ! レディースラインの成功の次は、どうか、どうかユニセックスラインを作ってください。男だってもっとオシャレして走りたいのだ。世の中には細くて長い男の子で溢れているけれど、間違いなく彼らは絶対に走ったりしないからなあ。どうやって体型維持してるのかしらないけれど、普段着のファッションコーディネートを考える何倍も楽しいってのを知らないのだな。
10月はアイスランドのコスメを中心に購入した一本道ノボル。かの地の豊饒な資源がもたらしてくれた恩恵をまさに肌で感じながら、頭の中では「さて次はどの国を攻めようか」と世界地図を広げていた次第。日本未入荷のオーガニックコスメで、それでいてアイスランドと同じくらいマイナーな地域のものが良いなと天邪鬼な僕の心によこしまな計画が芽生えたのでした。マイナー地域のオーガニック・コスメを制覇することが、2009年の個人的目標というわけだね。そういう新規マーケットの開拓を仕事でやっている人もいるのだろうけれど、完全趣味の完全自腹、実験台は己の肌。さしずめ、「地球の歩き方(オーガニックコスメ編)」ないしは「るるぶオーガニック」の幕開けってわけだ。
でも、探すとなると出るわ出るわというのが実態。そりゃそうだ、対象は日本以外の世界中なんだもの。まずは北欧周辺から切り込んでいくのだけれど、あったはいいけどパッケージが地味だったり、方向性がつかめなかったり、商品ラインナップにそこまで惹かれなかったり。意外と購入に至るまでのハードルは高いと言わざるをえないね。というのも資金に限界があるゆえ。僕の懐具合がホクホクしていたらば、取りあえず買ってから考えるというパターンの思考法に切り替えているだろうけれど。あ、それでも「購入しようとしたけれど、そもそも日本へ発送出来なかった」という決定的な瑕疵のあったオンラインショップもあるのだけれど。 前置きが長くなったけれど、暇さえあれば検索に次ぐ検索で情報を入手している日々のなか、見事購入にまで至ったブランドを今日はご紹介。それが、「MÁDARA」。北東ヨーロッパに位置する、いわゆる「バルト三国」と呼ばれる国のひとつ、ラトビアのブランド。マダラって名前の響きに反応してしまうのは、「魍魎戦記MADARA摩陀羅」を小学生の時に読んでいた体験があったからだろう。まさかそれがラトビアから生まれたオーガニック・コスメの名前になっているとは・・・。ちなみに、MADARAとはラトビア語でバルト海地方の草原に生息する、「もっともフラジャイルで、もっともデリケートで、もっとも良い香りの花の名前」だそうな。 こちらは、いつも拝見していて情報などお世話になっているブログ「Deeper Luxury」さんにてご紹介されていたイギリスのオンラインショップ「LOVELULA」にて注文。 <MADARA公式サイト> ![]() ドメインが「lv」という時点で胸がときめくけれど、画像にもあるようにパッケージを見て一目惚れ。理念を読んでさらに惚れ。配色が限りなくオリジンズ・オーガニックと被っちゃってるけれど、それはただの偶然(先にあったのはMADARAだから)。 ブランドの始まりは、四人の女友達グループで集まってハンドメイドで基礎化粧品を作り出したことが契機となるのだそう。彼女たちの名は、ロッテ、ゼイン、リーン、ポーラ。サイトの写真を見る限りでは、まだ三十歳にも達していないような気がする。そこから始り順調に伸びていったのも、発足メンバーの四人それぞれが、デザイン、マーケティング、成分調整、PRと得意分野を分担して行ったからだとか。これが奏功したのか、ラトビアという地域が持つ聞き慣れなさと、バルト海という場所の神秘性がものの見事にパッケージに落とし込まれているのだ。 そして、このブランドは「Eco Cosmetic」を高らかに宣言している。バルト海で収穫された花やハーブ類はEcocertの認定を受けたピュアオーガニック。それらは月相(ムーンフェイズ)によってその時に最も上質なものが選定される。製品で使用したもののリスト、決して使用しないもののリストも当然ながら公開されている。 僕が購入したのは、洗顔料と化粧水と乳液の三点だけれど、MADARAの特色としてはセルライト撃退に特化したボディケアが充実しているということが挙げられる。それは“Flower attack”と名付けられたカテゴリーで独立しており、シャワージェルにアンチセルライトクリーム、ボディオイルがある。それはさすがに購入には至ってないけれど、効果があるのなら使ってみたいという女性は相当多いのではないだろうか。 というわけで、詳しいレポートはしばらく使用してみないとわからないので後回しで。ちなみに値段は全く高くないのでした。洗顔1500円、化粧水1500円、乳液3000円という価格帯(11月中旬現在)。それでこのデザイン面のキュートさキャッチーさを有し、ラトビアという名前がもつインパクトがあり、かつ認定機関取得の完全オーガニックで、Eco Cosmeというコンセプトがある。日本でヒットする要素はたくさんあると思うんだけれど、誰か代理店さん動いてくれないものかねえ。彼女たちもディストリビューター探してるみたいだし。というより、現在オンラインで購入できるのLOVELULAでは限られたアイテムしか買えない。MADARAの石鹸がほしいのに!!
さて、ドルもユーロもポンドの下落は僕にとっては海外通販に対する背中のひと押しとなりましたが、ここぞとばかりに日本未上陸のコスメブランドに手を出している一本道ノボルです。おかわりありませんか。リーマンショックによる金融不況がはじまりを告げるその前くらいから、具体的には夏の終わりから、「今冬こそは、思い切って興味や関心はあったけれど一歩踏み出せなかったことをしよう」と決意し、オーダーを始めたのでした。その直後のキリモミ下降のごとき急降下。こんなことなら、オーダーするのを一ヶ月遅らせたらよかった・・・(一万円近く損してますので)。
さて、数ある未上陸ものの中から、僕が特に関心を抱いていたのは、アイスランドという国の天然資源をふんだんに使用したコスメの数々。国そのものが危険水域に達しているのが心配でならないのですが、その想いはそれとして。僕がリサーチした中では、アイスランドコスメというのは三種類あります(他にもあるかもしれませんが)。買ったものについてのレビューはまた別の機会ということで今日はご紹介を。 全てがマイナーなのかもしれませんが、それでも日本で一番ポピュラーなのは、アメリカの「Skyn Iceland」でしょうか。こちらは2007年度の「CEW Indie Beauty Award」にも輝いていますし、効く自然派コスメとしての実績もそれなりに確立しているのですね。Skynとはアイスランド語で、Senseを意味しているそうです。読みがSkinと似ているので引っ掛けてもいるのでしょう。このブランドは「肌にかかるストレス」に対する効能を謳っておりまして、”Secret Weapon Against Stress.”なんてフレーズが掲げられています。 僕は一番高いプロダクトでもある「Stress Defense Cream」なるものと、スターターキットを購入しました。 http://www.skyniceland.com ![]() そして、イギリスのTær Icelandic。名前はまだそこまで知れ渡っていませんが、ロンドンではハーベイ・ニコルズでも取り扱いがあるくらいです。こちらもアイスランドに生えているハーブをふんだんに使用しています。一例を挙げると、ノコギリソウ、つくし、ハゴロモグサ、ハコベ、アンゼリカなど。そして、アイスランドのあのミネラルがめちゃくちゃ豊富な海水の藻から抽出した成分。いやあ、これだけで何だか効きそうな感じがするでしょう? 待て!レポートを! しかし、このブランドはボトルがとても可愛いのですね。ペールグリーンがブランドカラーなのだけれど、クリームや美容液はガラスのボトルがその色で塗られていて、飾ってるだけで気分がほっこりするんだ。デザインもそうだけれど、毎日使うもんだから容器の手触りや設計って本当に重要だなあと思うもん。こちらでは美容液とクリームとアイクリームに洗顔などなど一式ライン買い。なぜなら僕が信用している某雑誌編集長(男性)が愛用しているお墨付きだから。彼の言うことなら間違いはない。 http://www.taer.com/ ![]() 最後にご紹介するのは、今回唯一の純正アイスランド産コスメ。「BLUE LAGOON」と言います。アイスランド通の方はピンときたかもしれませんね。こちらはアイスランドで最も有名な温泉/SPA施設でもあります。周りを溶岩原に囲まれ、地熱を利用した天然温泉は、雑誌などでも紹介されていますね。先月あたりだったか、「Marisol」や「anan」で小さいけれども記事が取り上げられ、そのものずばりのアイスランド大特集が組まれた「Paper Sky」では当然ながらページが割かれています。Blue Lagoonに入浴して、そこの珪(ケイ)素がふんだんに含まれた真っ白い泥をすくって全身にパックすれば、翌朝には肌がとんでもないことになるそうですよ。 http://www.bluelagoon.com その施設が独自に開発したのが同名のスキンケアラインになります。原料は当然BLUE LAGOON の海水温泉とその成分であるミネラル塩、ケイ素、藻です。香りはいかにもなSPAって感じなんですね。 購入したのはアンチエイジングラインが一式入ったスターターキットを二個(洗顔、化粧水、日中美容液、デイクリーム、夜用美容液、ナイトクリーム)。 ![]() ただ、届いたものを封を開けてみたらば、オーダーした憶えのない商品が一点入っておりました。サンプルが入っているというのは上記二ブランド買った際にありましたが、このときはコンディショナー現品。一瞬、目が点になってしまいましたが、領収書みたら自分が頼んだもの以外にこの商品が「1ユーロ」って書いてあったという。本来なら26ユーロのものが1ユーロ。アイスランド人って・・・。こんなんだから、国が滅びそうになるんだよ! しかし、この善意は完全なる余計なお世話で、現品サービスしてくれちゃったおかげで送料が当初の倍以上に跳ね上がりまして。送料だけで4000円近くしてしまったという。結局、現品を買ったのと同じくらいの出費になったというオチが。さらに予想を覆すオチが待ち構えていて、このコンディショナーを使ってみたらその効果にぶったまげたという。 ちなみに、このBLUE LAGOONのスキンケアは、温泉や本国以外では北欧四カ国とドイツのショップで取り扱いがあり、今年になってアメリカのSak´s Fifth Avenueで販売が開始されたことで話題になりました。 さて、かように僕は音楽以外でアイスランド漬けとなっております。シガー・ロスのライブには残念ながらいけませんでしたが、行った人の誰よりもアイスランドという土地と自然を身近に感じています。この続編は近いうちに。果たしてアイスランドの次はどの国を選んだのでしょうか。 しかし、自分の中のコスメブームは終わる気配など一向に見せず、わたしはどこに行きたいのだろう。本音を言うと寂しくてたまらない。わたしと同じレベルでコスメを語れる同世代の男がいないことに。生まれてこのかた、一番友達が欲しくてたまらなくなっている状況だ。そんな男性をご存知の方は一本道ノボルまで。 いや、きちんとした言い分はありましてね、だって日本国内でコスメを買うと平気で現地価格の倍しますからね。んなもん、数を買ってられるかって話ですよ。この後は悪口になってしまいそうなので強制終了といたします。
少し時間が経過しましたが、一年に二回(四月と九月)だけある、各男性誌のファッション特集が咲き乱れる季節がようやく終わりました。通常発売の雑誌はもちろん、PenにBRUTUS(Casa含む)からTARZANに至るまで色とりどりのモード色にあふれ返り、そこにファッションニュースの来期の春夏号や祐真氏ディレクションのBeacon Fire、WWD MAGAZINEのメンズにレディースなど、増刊号が入り混じる始末。購入量と立ち読み時間数は増加の一途。それだけでなく、僕はビューティーコンテンツのチェックのために全ての女性誌にもつぶさに目を通しているので、いったい今月読んだ雑誌は何冊になったのだろう?と数えるのすら怖いくらい。
おまけに、平野啓一郎の「決壊」上下巻を読み終えて、遅ればせながら舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日」上下巻をやっとのことで読破したと思ったら、本屋に行けば古川日出男の「聖家族」が発売ときた。これは二巻に分かれていないけれど、738ページもある辞書級の書籍。三作いずれもが一筋縄ではいかない重くのしかかるような内容なのだから、たまったものじゃない。 わたしは、この一ヶ月間の間、指紋が擦り切れるくらいにページをめくりすぎた。 ![]() 話を雑誌に戻すと、個人的に白眉だったのは、スタイリスト/衣装デザイナーの北村道子氏に全てを委ねた「Invitation」が全てのインパクトをかっさらっていった。今年二月にリトルモアから刊行された彼女の「衣装術」という本は、駆け足で北村仕事を振り返り、自身の服に対する哲学を顕然化させている良著である。そして、今号の特集でもわざわざ彼女が読者になげかけるメッセージに対してページが割かれていること、その檄を飛ばす内容からも、北村道子が日本の若者たち(の洋服に対する姿勢)を憂いでいることはあきらか。だけど、その強いまなざしは、彼らに対してではなく、彼らをきっちりと導いてこなかったメディアに向けられている。 「衣装術」の中で印象に残った彼女の言葉に、 「服をまとう肉体も衣装の一部」 というものがある。これは松田優作との仕事について触れた箇所で出てきた一節だけれど、僕は、この秋冬はこの言葉に内包された含意について改めて考えてみようと思う。 というのも、何を着てもサイズが合わなくなってしまったから。今年に入っての急激なサイズダウンは、昨年まで着ていた服はもちろん、現在店頭に並んでいる服すら、僕を拒絶してしまう。インポートものを買おうとすれば、パンツなどは最小サイズであってもウエストがぶっかぶか、全てお金を払って直さないといけない。デニムは履かないと決めているので、残された選択肢は、レディースを履くかリメイクか、はたまたオーダーメイドか、観念してドメスティックで探すかの四つのみ。それはトップスやアウターであってもそうで、現在は12年前に購入したコスチューム・ナショナルのレディースのジャケット(42)と、11年前に購入したキャロル・クリスチャン・ポエルのタイトスラックスで過ごしているくらい。自らの異常なまでの物持ちの良さに助けられている(ちなみに冬の部屋着は16年前に買ったものだ)。 どうせなので、昔の服をリメイクしたりして楽しもうと思う。北村氏も「ファッションとは流行を追うのではなく、例えば10年前の洋服をアレンジして自分自身でモードをつくることだと考えている」と書いているくらいなので、一旦その最前線から退いてみるのもいいだろう。あるいは、自分のクローゼットを振り返ってみて、自らが辿ってきた道のりというものを今一度確かめてみる。モードの温故知新ってわけだ。 ![]() 個人的には来年春には、リカルド・ティッシが手がけたジヴァンシー・オムの作品を連想させる、ジャン・コロナの花柄総レースシャツを持ち出そうと思う。これも11年前に買ったものだけれど、当時はまだまだマッチョイズムの花盛りといった感じで(D&G的というよりダーク・ビッケンバーグ的な)、リアルクローズにおいて男がフェミニンへと行きすぎることはゲイ方面のアプローチですら少なかったのだ。それに、「装苑」だったかで、及川光博が同じものを着ていて、「わ、ミッチーと被ってるやん」と突っ込まれるのを避けていたせいで、新品同様なのである。そこから十数年の時が流れ、2009年の春夏コレクションを彩ったフェミニン要素の数々。レース使いのリカルドさん、ありがとう。ホルターネック使いのミウッチャ・プラダさん、ありがとう。チュニックのようなシャツを提案したMARNIのコンスエロ・カスティリオーニさん、付いていきます。 ![]()
24日~26日に渡って東京ビッグサイトで開催された「ビオファ・ジャパン オーガニックEXPO2008」。その最終日にひょっこり取材とかこつけて行ってきた一本道ノボル。
![]() ビオファについては公式サイトをご覧いただきたいと思いますが、要は有機・ナチュラル製品専門のトレードフェア。食品、化粧品、日用品、雑貨、肥料などなどたくさんのオーガニックアイテムを出品した各企業のブースがひしめいていました。一つの巨大な展示場スペースの中で、ナチュラルEXPOというのも同時開催。こちらは主に日本企業を中心とした食品類の出展。 会場内で飛び交う言語は英語が半分、日本語半分という感じでしょうか。とにかく外国からの出展が多いんだなという印象。各日行われているプレゼンテーションやセミナーにはあいにく参加できなかったのですが、プログラムを見る限り非常に面白そうなものがたくさんありましたね。 会場内を歩いているだけで、試食や試飲を勧められたり。とりわけワインやビールのブースは人だかりが出来ていましたが、アルコールを飲めば即座に死に近づく僕はその手のものには一切目もくれず。有機肥料を食べさせて育てた肉などの試食ももちろんノールック。チーズはじめ乳製品も。無農薬玄米やハチミツだけ少しいただきました。 個人的に楽しみにしていたのは、やはり化粧品部門。だだっぴろい会場の隅っこのほうにコスメテスティングコーナーはあるんだけれど、なんだか閑散としていて誰も試したりしていなかったのが苦笑を誘いましたが。 テーブルの上に各ブランドの商品が単に置いてあるだけなので、ちょっとそこは不親切であったかも。 それよりも各ブースでテスティングする人が多く、参加しているハウシュカ、ロゴナ、ラヴェーラ(ラヴェリー)、ニールズヤードにタウトロッフェンなどなど、もはやお馴染みのオーガニックブランドが出展。他にも、ジョン・マスターやエルヴァビーバを擁するスタイラ・ジャパンやプリマベラのヴィーゼ。日本からはナチュラピュリファイ研究所や、このたび生まれたばかりの「Do Organic」という新興ブランドも顔を揃えております。なにせ、多くのブースではサンプルが山ほど貰えますし、加えて何か買ったらたくさんオマケを付けてくれます。それがこういう見本市の醍醐味。そして、期限が近いものなどはセールとして売られています。スタイラは、今回がビオファ初出展となるようですが、小田急に誕生した店舗イメージをそのまま持ち込んで、かつ全商品を30%オフで販売するという力の入れ様でした。ここぞとばかりにジョン・マスターのコンディショナーなどを買い込む一本道。あとはプリマベラの乳液がなぜか半額で叩き売られていたので何も考えずに購入。ハーブティーをどっさりオマケにいただきました。 これ以降は気になった日本未入荷の化粧品類をピックアップ。どのブースにも「代理店募集」と書かれた紙が貼られており、あいにく個人に向けた販売はされていなかったけれど、熱心に商談が交わされていたので、日本に入っていくのも時間の問題かなと。 まず、スキンケア製品の中から、試してみてかなり良かったのはギリシアのクレタ島発のブランド「BIOSELECT」。ギリシアのオリーブオイルをふんだんに使っている模様で、中でもクレタの一部地域だけに生えているDictamoという植物から抽出したエキスとオリーブオイルやライスのプロテインから作られたフェイスセラムは逸品だと感じたかな(剛毛胸毛のギリシア人の方の眼光が鋭く、なかなか試せなかったけれど)。かの国のコスメといえばコレスくらいしか知られていなかっただけに、かなり注目してみたい。 他にはブラジルもの。日本にも入ってきている「iKOVE」が年内に「アサイー&チョコレート」のフェイスラインを展開(現在は日本の薬事法の承認待ちらしいです)するのに先駆けてサンプルが置いてあったのだけれど、その隣に「SURYA」という聞いたこともないブランドが大々的に。適当なポルトガル語でブースにいた綺麗なブラジル人女性に話しかけてみたら、業者と勘違いされて迷惑なことになりそうだったので逃げ出す。 もう一つは、これは化粧品ではなく洗剤や柔軟剤、食器用洗剤を中心としたブランドなのだけれど、カナダの「Attitude」というもの。これは年内の発売が決まっているそうなのだけれど、とにかくパッケージデザインが秀逸の極み。カナダという国は、そこまでデザインオリエンティッドなイメージはなかったのだけれど、容器デザインや手に持った感覚も優れていて非常に目から鱗。日本や米国にありがちな従来の洗剤系の無駄にパステル多用した野暮ったさとは一線を画しているうえに、かつ成分もオーガニックときた。なかでもハンドソープの丸っこくて人懐っこいボトルには一目ぼれしてしまったくらい。四種類ある香りも非常に良かったし、値段は未定ながらおそらく1000円とのことで、これは間違いなく「買い」に走ると思われます。いや、本当にこのハンドソープ可愛いんだよなあ。 ![]() 他にも、オーストラリアはメルボルンの男性用コスメ「EYRE」などがありましたが割愛。 一本道ノボルは、雑誌「Ecocolo」のブースで9月30日発売予定のまるまる一冊オーガニックコスメの別冊「Green Beauty」を購入。これがなかなか面白い。こういうの欲しかったんだよなあとずっと思っていたわけだし(クレヨンハウスからは出ているけれど、ブランドが限られていた)、実際に似たような企画を某誌にプレゼンしようかなと練っていただけに悔しさもいっぱい。「僕ならこうしたなあ。ここを膨らませたなあ」などと出てくるアイディアをまとめながら、その隣では「WWD BEAUTY」ブースがあって、バックナンバーをタダで配布していたので頂戴したり。 そうすると終了の時刻が近付いてくると、会場内は投げ売りモードに早変わり。タイの名も知らぬコスメブランドの石鹸が、2500円→1000円になっていたので購入(通訳の人が「1000円ダソウデスヨ」と言ってきたのだ)。オーストラリアブースでは、タスマニアのオーガニック・ハチミツ「レザーウッド・ハニー」(500g)が相当安くなっていたので英世一枚で購入。SHIGETAのメソッドを実行していると、甘味はドライフルーツかハチミツからしか採ることが出来ないので、自然と美味しいハチミツを求めて彷徨ってしまうことになる。ハチミツほど千差万別なものはないものね。これはタスマニア島の世界自然遺産の森にのみ生育する『レザーウッド』 の花から採れる蜂蜜らしく、「幻のハチミツ」と呼ばれているとかなんとか。 そんなこんなで、めいっぱいビオファを満喫した一本道ノボルなのでした。買った買ったー。
遅ればせながら、新宿伊勢丹店の「ビューティー・アポセカリー」に行った際のエピソードの続きを記そう。
「SHIGETA」のコーナーは、インナーケアのコーナーにあり、"飲むアロマ"こと「ビィオセンシェール」のお隣にある。新宿店限定の「3 Weeks ピューリファイキット」があれば欲しいなと思っていたのと、久しぶりの挨拶がてらに立ち寄った一本道ノボル。これまでSHIGETAでは、もっぱらフェイスケアを中心としたアイテムばかり購入している僕であったが、今回のキットを契機としていよいよ身体の内側を中心としたケアに足を踏み入れようと決意した次第。 ![]() キットの内訳はこんな感じ。 ■ジュニパー(フローラルウォーター 6090円 ■ピュア&スリム(ブレンドエッセンシャル・オイル) 6300円 ■ベーシック・センス(マッサージ・オイル) 2310円 ■夏野菜を中心としたフードメニューのレシピ これらがセットになって、お値段は12600円。つまり、ベーシック・センスのオイルが一本タダでついてくるというようなものだ。僕は全く料理が得意でないので、このレシピは猫に小判か豚に真珠のようなものだけれど、この三点さえあれば気軽にデトックスが始められるのである。 「いやあ、7階とは打って変わって広々として気持ちい良いですねえ。先月までは、正直、入りづらかったですもん。狭いスペースの中に女性がひしめいていて、そこに男が一人ですから。さながら、女性専用車両に間違って入ってしまった男みたいな雰囲気でしたね。かといって、入り口で躊躇してたら、"女子高の門の前で彼女を待ってる男"みたいな感じで。どっちに転んでも気まずいのなんの。鬼門でしたね、男にとってはあの場所は。」 と、ベラベラと余計なことばかり喋っていた一本道ノボルの口を塞ぐのに最も有効なフレーズがコーチの方から放たれた。 「さっきまでここにチコさんがいたんですよー! 本当についさっきまで。」 「なんと、マジですか!?」 びっくり仰天である。SHIGETAの創始者であるチコ・シゲタさんがこの場所にいたとは・・・。そういえば、八ヶ岳でデトックスセミナーが行われているからパリから帰国しているんだったか。僕がいま最も会ってみたい人の一人だっただけに、このタッチの差のごときすれ違いに苦笑する。 「いやー、会ってお礼をいいたかったですねえ。今の僕があるのはチコさんのおかげみたいなところがあるので」 「背はとても小さい方なんですけどねー、とにかくバイタリティーに溢れてますよ。お母さんのほうがもっと元気なんですけどね(笑」 と、以下、SHIGETAに出会ってそのバイタリー・コーチングのメソッドに感銘を受けたことで何もかも変わったことを告げるのだけれど、その間の15分くらいの雑談は割愛。こんなにも自分に向いているライフスタイルがあったとは、ということ。頭なの中はいつでもクリアに、自分の軸は決してブレることなく、ひたすらにストイックに生きることが生き甲斐でもあるゆえに、僕のために作り出されたメソッドなのかなと勘違いしてしまうくらい。 SHIGETAの製品の力を借りて、彼女の提唱するメソッドを取り入れて、そしてそれを何の苦もなく受け入れて継続し続けることで、一本道ノボルは新・一本道ノボルに生まれ変わったわけである。今年の年頭に66kgだった体重は54.5kgに。17%だった体脂肪は8%に。179.5cmだった身長は180cmに。血液はサラサラに。最近、検査入院してみたら非の打ち所のない健康体のお墨付きを得た。10代の時の血液検査では、あまりの血糖値の高さから、医者からイエローカードを付きつけられたのに。 「君、このままだと間違いなく糖尿病患者の仲間入りだよ。しかも、そう遠くない未来に」 いまの私は、最近の加瀬亮を見て、「うわっ、ふとっ!」と思ってしまうくらいの異常者に成り下がってしまった(某誌で二重顎になっているカットを見たときは愕然としたね)。グーグーだからって、ご飯食いすぎては駄目だよ、加瀬君(上から目線)。 というわけで、チコさんに会ってお礼くらい言いたかったのだけれど、それはまあセミナーにでも参加したときの楽しみにとっておこうかなと思った矢先。 「あー、チコさん!」 という声が。振り返ってみると、確かに小さな女性が前方からやってきた。リブのタンクトップにA-Pocのプリーツパンツを合わせ、ファリエロ・サルッティのパープルのストールを巻き、キャスのトートを肩にかけた小さな女性が。上手く言葉にはできないけれど、確かにオーラのようなものが見える。それは圧倒される類のものではなく、周囲を巻き込んでその場一帯を明るく照らすようなもの。 コーチの方は開口一番チコさんに対してこう言ったのだ。 「こちらのお客さま、SHIGETAを愛用してくださってるんですよー。」 チコさんはまさに破顔一笑され、「ほんとですか!!」 「それで、チコさんのファンなんだそうですよー」 それを聞いて照れながらも、もう一度、「ほんとですか!!」 僕はというと、予期せぬ突然の展開に硬直していた。相手が誰であろうと滑らかに動かなかった試しのないこの舌が、人見知りなど皆無、書き言葉の饒舌さと話し言葉のそれが奇妙なまでの一致を見せる、「文は人なり」を地で行くこの僕が、緊張のあまりに思考停止に陥ってしまったのである。 まさしく、これは事件であると断定してよいだろう。うまく言葉が出てこない。緊張はいや増す。 「こちらこそ、ありがとうございます。チコさんには、ずっとお会いしたかったので、まさに光栄です」 などと、たどたどしく言葉を紡ぐのがやっと。 チコさんは、まるで少女のようにはにかみながらも目を輝かせて僕の話の続きを待っている。自分の目の前にいる人は、まさしくSHIGETAの象徴そのものであることが一挙手一投足から伝わってくる。ヴァイタリー・コーチングのメソッドを提唱する彼女は、本当にヴァイタリティに満ち溢れているのだ。 どうにかこうにか、SHIGETAとの出会いからそれがいかに自分と合っていたのかを説明する。自分がヴェジタリアンであることなども。 「じゃあ、マキアの別冊も?」と、訊かれたので、「もちろんです。僕には、バイブルのようなものですから(とはいえあそこに掲載されているフード・レシピは試してないけど)」と答える。 「来年1月25日に、マキアからSHIGETAのムックが発売になるんで、良かったらそれもお願いしますねー♪」 「そうなんですか!? 凄いですね!」 と返したものの、僕みたいな一般人にそのような極秘事項をリークしちゃっていいのだろうかと一瞬焦ってしまう。しかし、先の話とはいえそれは間違いなく売れるだろうな。現在発売中のIKKOさんの「キレイの魔法」の中でも、SHIGETAのマッサージオイルは紹介されているくらいだし(「でもまだ問い合わせの電話は一件もかかってきてないですけどね笑」とコーチの方は笑っていたが)。 と、ここで僕のカウンセリングシートに目を留めたチコさん。唐突に彼女自身によるカウンセリングが始まった。これまた予想だにしなかった展開。「チコさん直々というのはなかなかないですよー」と外野から冷やかされる。や、そりゃそうでしょう、セミナーに申し込まないとこういう機会は訪れないだろうし。 シートに書いてあるチェック項目は、日常に起こる心身の悩み全般についてなのだけれど、僕がマークしたところを読んで、 「あー、こういう症状に悩まれているということは、肝機能がダメージを受けているんですね。とくに肝臓のなかの解毒能力が弱まっているのかもしれませんね」 うーん、確かに僕の肝臓はアルコール分解酵素が人より少ないのだけれど、解毒についても問題があったのか。昔から多量の油を使った料理や中華料理が食べられないのもそこに原因があったということか。 「物凄い痩せてらっしゃいますので、ダイエットという意味ではなく、肝機能を正常にして毒素をしっかり排出させるという点で、ピュア&スリムとジュニパーを使ってみられるのがいいと思いますよ」 「ありがとうございます! ちょうど、こちらのデトックスセットを買おうと思って今日は来たんですよー(笑」 「こちらこそありがとうございます! SHIGETAの製品は女性だけじゃなく男性が使っても本当に効果があるので、ぜひ試してみてくださいね」 「さあさあ、チコさん、せっかくですからこちらにサインを。」と、コーチの方がカタログとサインペンを持って割って入っていくる。サインまでとは、至れり尽くせりであるなと苦笑してしまう。 チコさんは、SHIGETAのカタログを開いてすぐにある自分の写真のところに思い切り照れながらもサインとメッセージを書いてくれる。そこには「楽しいが一番!」とある。 ![]() 「僕、めちゃくちゃ楽しんでやってますよ! むしろ楽しくって仕方がないって感じですから~」と、チコさんに伝えるとぎゅっと力いっぱい握手してくれる。「嬉しいです~」と言いながら。 もちろん、中にはSHIGETAの提唱するメソッドを苦痛に感じる人がいるのも事実だろう。単なる菜食とは違う、火を通さないローフード野菜を採り、乳製品も禁止だし、一日あたり1.5リットルの水を飲むことを求められる(実際は乳製品に限り微妙であるけれど・・・)。女性よりも一日の必要な摂取カロリーガ多い男であれば、なおのことしんどいと思うかもしれない。でも、僕は楽しくて仕方がない。人生には何がしかの制約がないと、生きていてもつまらないよ。そんな風に断言してしまうんだ。あるいは、自らに課したルールこそが何よりも遵守すべきものだって(法律の次に)。それを守り通すことは、イコールで快楽である。他人にどう思われようと気にもならない。かといって他人に自分と同じことは求めない。 チコさんは、JR京都伊勢丹にオープンしたばかりの店舗に向かわなくちゃいけないということだった。時間にして15分くらいの束の間の邂逅であったけれど、内容は非常に濃いものとなった。 「チコさんと会えたことはまさに奇跡ですよー! この後すぐにでも宝くじ買いに行った方がいいと思いますよ(笑 幸運は膨らんでいくんです」 「ちなみに、男性でチコさんに会った人は、僕以外にいるんですか?」 「いないですね。一本道さんが初めてです!」 「そうなんですか!」 「その前に、この伊勢丹のSHIGETAコーナーにこられる男性のお客さんは、一本道さんとあともう一人の方しかいらっしゃいませんから」 「うわ、友達になりたいですね、その人と(笑」 「でも、最近はその方はお見えになってないですねえ。一本道さんが一番SHIGETAを使っている男の方だと思いますよ。」 「そうなんですか!? あ、でももう一人いるじゃないですか。稲垣吾郎氏が。」 「あ、そうですね(笑」 「あと、IKKOさん(笑」 そうだったのか・・・。SHIGETAを愛用する一般人男性は、僕ともう一人だけというのは、逆に言えばとてつもないプレッシャーである。自分の日々のメンテナンスをしっかりしていないと、使用しているSHIGETA製品の効果に説得力が生まれないということになるからだ。 「あの人はSHIGETAを使っているから、若々しさを保てているらしいよ」 「へー、SHIGETAって良さそうじゃん。私も使ってみようかな」 という展開に持っていかなくてはいけない。そのためには現状維持にとどまることなく、攻め続けなくてはならない。SHIGETAの発展は、もしかしたら僕の双肩にもほんのちょっとかかっていると言えるのかもしれないな。 しかし、会いたいと思っていた人に会えるという僥倖が何度も身に起こったわけではないけれど、強く願えば叶うものなのだ。それについては、今月の「EYESCREAM」誌で高橋盾とNIGOの対談のなかでも語られていた。「(俺たちは)会いたい人には必ず会えたよね。運も才能のうちですよ」と。つまり、それを僕の言葉で言い換えるなら、「自らの人生を左右するような人物との出会いは向こうからやってくるのだ」ということ。裏工作を画策したり深謀遠慮を張り巡らせたり権謀術数の限りを尽くしたりして、その人との出会いの場を用意するたぐいのものではない。肩肘張らずにのんびりやってりゃ、会いたい人には勝手に出会うようになっているのだ。 あれ、なんか米米クラブの「浪漫飛行」の歌詞みたいなオチになっちゃったぞ!?
9月3日より、新宿伊勢丹本館が少しだけリニューアル。地下二階にあったナチュラルコスメゾーンのBPQCは、その名を「ビューティー・アポセカリー」と改め二階に移動。その中には「ジュース・ビューティー」や「マリン&ゴッツ」など初上陸となる新顔ブランドもちらほらと。一階には再上陸の「ナチュラビセ」に「ドクター・ブラント」や「ミュラド」などを揃え、アンチエイジングとドクターズコスメに特化したゾーンも開設。
そしてなによりも、それを記念し各ブランドからコフレやキットの数々が大挙発売ということで、目の色変えてる女子の皆さまも多いと思います。というか、変えないない女子はいないでしょう。だって、男の僕ですらめちゃくちゃワクワクしているんですからね。かくいう一本道ノボルも、秋物の洋服に費やす予算を緊縮してこちらに全てを注ぎ込む計画で、乙女戦線に野郎一人で殴り込みをかけるのです。なにせ「伊勢丹限定セット」と「ビューティー・アポセカリー・スターターセット」の二種類が存在するのですよ。その数たるや、全部フォローしていたら一体どうなることやらなので、伊勢丹の通販サイトと睨めっこしながら、どのブランドのものを買うべきか、はたまた買わざるべきか頭を悩ませているのですね。 そんなこんなで、行ってまいりましたので少しだけ報告を。まずは、新しく開設された一階のドクターズ・コスメエリアを攻めることに。「ナチュラビセ」「ドクター・ブラント」「ミュラド」「リヴィーブ」などが新顔であるけれど、設けられたスペースが狭い! 人が密集している中、男が単身乗り込んで長居しているだけで申し訳なくなるので、「ブラント」でレーザータイトのキットを買って外へ。「ナチュラビセ」をじっくり見たかったのだけれど、それはまたの機会に。 二階に上がって、本日のメインである「ビューティー・アポセカリー」に。隣にメンズ館があるのに全く興味がない男、それが私一本道ノボル。一人で伊勢丹にきてメンズ館にしかいかない男は、普通の人。伊勢丹にきてメンズ館には見向きもしない男は、ただの変人。 感想は、「無駄に広い」。 なにこれ、それまでの7階特設会場のすし詰め状態の対比が驚くぐらいだ。あの狭さと閉塞感から解放されすぎだろうて。 ディスプレイでは、ブランドとブランドの区切りがそこまで明快ではないのが玉に瑕かもしれないけれど、陳列に関しては地下二階時代よりも見やすくなっていると思う。ただ、僕が行った時間帯はBAさんが揃っていなかったのか不在だったのか、とりわけ新上陸ブランドのところに人がおらず、勝手にサンプルなどを試していたのであった。「ジュース・ビューティー」とか「マリン&ゴッツ」とか。この二つの新顔を比較して、今回は「ジュース・ビューティー」のオイルフリー・モイスチュアライザーを購入。こちらにした理由は一つ。「マリン~」の方は、どれだけパッケージデザインが素晴らしくても(そしてコスメの効果が高くても)、それを包むボトルの手触りや形状が「シーブリーズ」と全く同じだから。なんか、高い金を払って使ってても全く楽しくない感じがしたので。この容器だとさ。かように、視覚効果以上に触感効果って大事ですよね。そういう意味では、フィリップ・スタルクがパッケージデザインやロゴデザインを担当した「オーガニック・エレメンツ」は、製品の効果はあんまり高くないけれど、つい手にとって使ってしまっていたものね。 既存のブランドのキットなどを眺め、これといって引っかかるものがなかったので(イヴロムのクレンザーのビッグボトルが出ているのが気になった。今使っているイヴロムが尽きたら欲しいかも。2万5千円だけど)、再上陸を果たす「キールズ」のカウンターへ。正式なオープンは11月だけれど、それまでの二ヶ月間はこのカウンターで製品の説明を受けてサンプルを貰ってから実際に使用するというキャンペーン期間である。これは本国でのブランドポリシーにまつわるものなのだけれど、ローンチにも最高だろう。なにより、気前が良い。一回だけではなく何回行っても貰えるようだ。そして、入っている量もケチケチしたものではなくたっぷりなので、それだけで数回は使える。個人的にメンズ製品は使うつもりもないので、「いらない」と事前に申告したにも関わらず、化粧水以外の全てのラインを無理やり押し付けられてしまった。あんまりスキンケアにお金をかけたくないという人は、一度訪れてみてサンプルをもらってみてはいかがだろう。 そして、締めくくりにいつものようにSHIGETAのカウンターを訪れる。7階に追いやられていた時は、その狭さと女子しかいない密集度から、まるで「女性専用車両に間違えて入ってしまった人」みたいな目で客から見られてしまったのが苦痛(であり快感)で、一度しか顔を出せなかったので久しぶりにじっくりゆっくり堪能できる。3週間のデトックスキットも気になっていたしね。そして、ここでちょっとした事件が起こったのだけれど、この日記も長くなったのでそれは次回に。 あ、関西においても、京都伊勢丹にSHIGETAがオープンしたので、関西の女子は急いで!!
「オンワードホールディングス(旧オンワード樫山)がジル・サンダーを264億円で買収」というニュースを受けて、ジルの秋冬のパンツを買ったばかりの僕はがっくりと肩を落としましたよ。売却の噂はずっとあったのだけれど、よもや日本企業に売り渡されることになるとはね。青天の霹靂と言っても過言ではないかもしれない。
オンワードが、自分のところのお金じゃ足りなくってあちこちから工面して作った大金を回収するために、それこそ骨の髄まで「ジル・サンダー」というブランドをしゃぶり尽くすであろうことは予測されますが、既定路線であるその最たる手は「セカンドラインの設立」になるでしょうか。2ちゃんのジルスレでは「JS JIL SANDER」とかネタが飛び交ってますが、心配なのが一つあって。それは、現クリエイティブ・ディレクターのラフ・シモンズは「セカンドライン」や「ディフュージョン」という単語が大嫌いなんだそうな。 ラフにはシグネチャーライン「RAF SIMONS」の他に、「RAF BY RAF SIMONS」というラインがあるのだけれど、世間的はこちらを「セカンドライン」と見なしていることに対して、そりゃもう大変なご立腹なのだそうで。「シグネチャーでは表現できないカジュアルな要素を落とし込むためのライン」、それがラフを含むデザインチーム(RAF SIMONSはラフ以外にもデザイナーがいるのですね)の意思であると。それは決して一段劣るものではないと。それを裏付けるように、RAF BYの今期のコレクションは異様に力が入っているものね。工場も本家と同じになったらしいし。 ことほど左様に、そういったイメージにはデリケートなラフさん。今でこそ落ち着いて丸くなったものだけれど、10年前なんてそれはもう鋭利な刃物のようなアンファン・テリブルとして有名だったのですからね。そんな人物に対して、「あのー、(このままじゃ利益があがらないんで)セカンドライン作りたいんですけどいいすかね?」なんてオンワードが提案してみなさい。ちょっとしたバトルが勃発して遺恨になるのは火を見るより明らか。怒髪天をついたラフさんが、「じゃあ辞めてやるよ! 拝金野郎ども!」と逆ギレしてクリエイティブ・ディレクターを辞任することになるのはそう遠い未来の話ではないと思いますね。 この一年以内に急転直下の事態があるやもしれず。そうなってくると僕が欲しかったジル・サンダーのままなのかも怪しいわけで。ああ、この予言が当たりませんように。このままでは僕と相性の高い服がマルニだけになってしまう・・・。 最後に、ジル・サンダーという名前を巷間に認知させるためにオンワードがやってはいけないことを書いておきましょう。 「世界のナベアツさんの代名詞と言えば、いつもお召しになっているグレーのスーツですよね。こちらは、どこのブランドのものなんですか?」 「ジル・さぁんダー!!(のテーラー・メイド)」 「御幾らなんですか?」 「さんじゅうさん万円!」 (実際、この金額に近いくらいだ) お後がよろしいようで。 しかし、僕がこれまで買ってきたモードブランドは、次々に日本から撤退したり駄目になったりしているのが凄いジンクス過ぎて笑うしかないですね。ジャン・コロナやリーヴ・ヴァン・ゴープとかダーク・ビッケンバーグとかオズワルド・ボーテングとかミュウミュウのウォモとかマルティーヌ・シットボンとか。エリック・ベルジュールとか!
現在、僕が愛用しているものは主にフェイス用に以下のシリーズを。
●ブレンド・エッセンシャルオイル 「パーフェクト・エッセンス Perfect Essence」 7350円 ●マッサージ・オイル 「プリンセス・ローズ Princess Rose」 3570円 ●フローラルウォーター 「ローズ Eau de Rose」 3360円 ![]() これらを一気に購入したわけではなくって、まずは比較的安価なマッサージオイルとフローラルウォーターから入り、やがてエッセンシャルオイルを揃えたというパターン。ちなみに、SHIGETAの製品はヨーロッパのオーガニック認定機関であるエコサートの認証を取得している。 フローラル・ウォーターは、ミネラルウォーターで希釈して飲むシリーズ。一日あたり1.5リットルの水を飲むことを推奨しているSHIGETAなので、水というものがどれだけ大切な役割を果たしているかということ。ローズ以外のジュニパーやカモミール、ミントなどは1000mlで販売しているのだけれど、ローズは100mlでこのお値段。ダマスクローズの上質な部分だけをピュアなまま蒸留させて造られているのでどうしても高くなるそう。ただ、使い勝手の良さやバリエーションの幅広さたるやだし、フローラルウォーターであっても精油同様の有効成分が含まれているらしいので納得である。 ・ミネラルウォーターで希釈して ・眼球のリフレッシュがてら目にさす(あるいはコットンに含ませてアイパックに) ・お風呂に入れて入浴剤に ・化粧水として ・フルーツサラダにふりかける という万能薬的な存在だ。実際、個人的な印象であるけれど、オーガニックコスメによくある「ローズウォーター」の化粧水となんら変わらない効果をもたらしてくれる上に、SHIGETAのものは口に入れても何一つ害がない。だから僕はもっぱらプレ化粧水として使用している。上品なローズの香りに包まれリラックスしてから、じっくりと化粧水によるケアを行うという二段使い。あとは市販の目薬と相性があまりよくないので、眼精疲労を取るくらいならこちらのローズウォーターを代用。それでも充分な効果があげられることもよくわかった。 僕が最初に購入した「プリンセス・ローズ」はマッサージ・オイルのシリーズ。数ある種類の中でもフェイス用に使うことができるものがこちらの製品。植物から精製されたオーガニックオイルのみをベースに、そこにエッセンシャルオイルがブレンドしてあるもの。配合されている成分は上記の公式サイトを見てほしいのだけれど、テクスチャーと触感は非常にサラサラしていて顔につけると直ぐに浸透。オイル特有のべたつく感じは一切ない。2~3プッシュでマッサージしているのだけれど、これを使用したマッサージとそうでない時の違いが目に見えてわかるようになった。肌荒れや炎症はすぐに抑えられ、表情にも明るさが出てくる。 これはもうエッセンシャルオイルを買わないといけないでしょうということで購入したのが、「パーフェクト・エッセンス」。正直、アロマの知識なんて全くない僕であってもそれを直接肌に塗ることに対しては「大丈夫なのか?」と思ってしまうわけで。実際、これを購入するときにはカウンターでコーチの人に注意を促された。 「パーフェクト・エッセンスを初めてお使いになる方は、肌の細胞がきちんと整えられていないためにしみる感じがあるかもしれませんので、数週かけて段階的に慣らしていってください。最初の週はこれを2滴ほどプリンセス・ローズに混ぜてマッサージしてください。その次の二週は5滴ほどに増やして。それ以降は、細胞が調整されていますので希釈せずにそのまま肌に付けてください」 そこはまあ言われた通りに。なにせ高い買い物ですから、あっという間になくなられるのも困るわけで(貧乏性)。しかし、すぐに効果があらわれてびっくり。顔についてはもちろん、くすみが取れて透明感が増しているのだけれど、驚いたのは首にできていて悩んでいた角質粒が綺麗さっぱりなくなっているということ。あの首のプツプツはどこへいったの?というくらいに、いつの間にか取れてしまっていた。なんと使い始めて一週目のことだ。そもそも、こういうのって皮膚科とかで手術してもらうもんなんじゃないの? オイルを塗るだけで取れてしまったよ。 そんなこんなで駆け足で説明してしまったのでレポートにもなっていないけれど、僕の中で「SHIGETAのオイル以前/以降」という区切りが出来てしまったのは事実だ。肉類は食べなくなっていたけれど、野菜でも火を通さないローフードを食べるようになったし、間食もSHIGETAのドライフルーツ(これがめちゃ上手いのだ)に切り替えた。いま、体の組織の全てが内側から切り替わりつつあることを実感している。本当は、チコさんのカウンセリングも受けられるデトックス・セミナー(二泊三日)やバイタリー・コーチングのコーチ育成セミナー(二日間)に参加したいと希望してしまうのだけれど、どちらも参加費が五万円以上ときた・・・。まあ男で参加する人もまだいないだろうけど(BPQCのカウンターでも「男性の方で買いにこられる人はまだほとんどいらっしゃいませんよー」と言われたくらいだし)。 ではおさらいしてみよう。SHIGETAの製品を使った僕の身体に起こった現象について。 ・吹き出物がなくなる(ピュアローズの効果だろうね) ・くすみがなくなって肌に透明感が ・肌にハリが出てくる(夏場の決して状態が良いとはいえない時期にコレだ) ・角質粒が綺麗になくなる ・小顔になった、と言われる(マッサージ効果だね) ・目が大きくなった、と言われる(これも同様) ・体重が落ちた(毒素が排出され、明らかに体の内側の脂肪が落ちた実感アリ) ・姿勢がよくなった(極度の猫背だったけど解消されたことで身長がアップ!) ・ゲイビデオの男優にスカウトされる 最後に何かネタのように飛び道具が炸裂しているけれど、これが冗談ではない話なのが冗談が過ぎる。 渋谷HMVの前の道路を歩いていたら声をかけられたのであった。いや、まったく光栄な話ではないか(え?)。生まれて初めてのスカウトが三十路を過ぎてからなんて、ネタとして完璧すぎる。それをやってのけられる三十路がどれだけいるって話だ。まだ二十歳そこそこの若造がスカウトされたのとは違って、こちとらトウが立っているのだ。白髪が生えだしたのだ。抜け毛が気になるのだ。精力は尽きたのだ。これも立派なSHIGETA効果なのだ。これでいいのだ。 私もチコ・シゲタ先生の数多くの作品の一つです。
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